日本社会のリアルを知りたいあなたにオススメの漫画 5選

まず最初にオススメなのが、青木雄二さんが書いた「ナニワ金融道」です。一介の作業員だった灰原が、マチ金業者としていろいろな貸し付けや取り立てに挑戦していく物語です。そこには、教頭先生にまで上り詰めた男が先物取引にはまり、見事なまでに転落していく様や、若い娘が借金のために風俗に落ちていく様などが克明に描かれていきます。その他にも、青木雄二さんが書いた作品は、日本社会のリアルを描いているものが非常に多いです。

 次にオススメなのが「ブラックジャックによろしく」です。日本屈指の医科大学を卒業した斉藤は「医者とは何か?」すらわからないまま、研修の場へと放り込まれます。そこで、過酷な研修医の体質に出くわし、苦悩するさまが描かれます。作品が発売された当時は、なかった言葉でしょうがブラック企業という言葉にふさわしい労働環境にさらされ、そのうえで何も知らない助からない患者が、ベルトコンベアのように棺桶に運ばれていく様や、抗がん剤でやつれ果てていく描写は見ていて気持ち悪くなるほどです。

 次にオススメなのが「カバチタレ」です。ドラマ化したので広島では未だに強い人気を誇っている作品で知っている方も多いかと思いますが、行政書士として奮闘する田村という男の物語です。実際の漫画では、金銭でもめる、夫婦、兄弟、友人、親子などいろいろな形で描かれております。また、田村本人の友人や同僚の友人などで金銭に困ったトラブルもあり、そうした部分でどう田村たちが動いていくかそうしたところも見どころです。ドラマよりお金に汚くリアルに描かれている作品です。

 次にオススメなのが「マネーの拳」です。元プロボクサーとして成功を収めたケンは次の仕事として飲食店経営を始めた。しかしプロボクシングのように思うようにいかない、そんななか、通信販売で成功を収めた方に話を聞きに行くと、「飲食店は粗利がいいが、初期投資がかかる、在庫ロスが多い、季節によって売り上げが左右される、そんな状態でなぜ商売を始めた?」とド素人同然だとバカにされつつも奮闘していく様は経営のリアルの厳しさを痛いほどわからせてもらえる作品です。

 最後にオススメしたいのが「ゴーマニズム宣言シリーズ」です。小林よしのりが何十年にもわたって書き続けた社会にひたすら疑問を投げかける超大作です。戦争から薬害エイズにサリン、原発など作者の鋭い視点はとても勉強になります。ここまで漫画だけで過去30年ほどの日本社会をリアルに描いた作品はほかにないです。

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